ニュースで飛び交っていますが、昨日Steve Jobsが、煩っていた膵臓がんで亡くなった。
確か8月ぐらいまで、プレゼンをしたりしていた気がするけど、本当ぎりぎりだったみたいですね。
タイミングもiPhone 4Sを発表したのを見てからの様にも感じられ、良く言われるジョブズ信者ではないんだけども、なにか神がかった様な気がしました。
さて、それはさておき、今後のアップルですが、どんな方向に向かうのかなぁと。
比較的古くからMacintoshを使ってましたが、よく考えてみるとジョブズがいない頃は迷走していた気がします。
ジョブズが居なかった頃にリリースされた製品では、NewtonとPowerBook 2400はいずれも名器で個人的にはストレートに良い製品だったと思います。
ただ残念な事に、これらはどちらもジョブズ復帰して無くなってしまいましたが、Newton OSの様なメモ帳的な使い方のできる、モバイル端末に出会っていません。iOSにも組み込んで欲しいぐらいの機能なんですけどね。
ほかに互換機路線や、Pipinのリリースなど、やっぱり彷徨っていたんでしょうね。
ジョブズが戻ってから、iMacを筆頭にいろんな機種をリリース。その傍らiPodやiPhoneをリリース。そして今になるのかな。
正直なところ、5色のiMacとか好きになれなかった。
色物に走った感じがしててね。
ジョブズの影響は受けていないと、自分ではずっと否定してましたが、やっぱり影響を受けていて、個人的に価値観が変わった気がします。
そのきっかけは、iPhoneに出会ったからかと。
モバイル機器は、ほんと無駄に昔から好きで、SHARPの電子手帳からZAURUSシリーズ、Parm 3、Workpad C3、CLIE、Linux Zaurus、Mobile Gear、EM-ONEなど様々な機器を使ってきました。
しかし、どれもその当時の技術では良い物だったんでしょうが、それだけで解決出来ない事が多々あった為、結局すぐに別の機種を買っていたのかなと。
iPhoneを購入した頃、クラウドサービスもタイミング良く普及し始め、結果PCやMacとの連携が容易にできる最高のモバイル環境にやっと出会えた。そんな感じです。
そんな意味では、ジョブズがアップルに復帰したからこそ、今のデバイスがあるんだなと実感。
そして、ジョブズの居ない今後のアップルがどんな方向に向かうのか。
個人的には、OS Xの動作制限を撤廃して、Intel PCで公式に動作するパッケージが発売されたり、それに伴ってiOS端末以外のMacハードウェアの提供が終わったりするんじゃないかなぁと、、、、そんな未来、ほんとにそうなったら寂しいか。
でもまぁ、これだけは言っとく事にしよう。
僕の人生の中、ようやく出会えたモバイル機器。
iPhoneをリリースしてくれてありがとう。ジョブズ。